トラブル事例
ライフ足回り交換にて



ドライブシャフトのジョイント抜け

とある休日ライフの足回り交換をしていた。
ライフの足回りは車が納車された1ヶ月後に
ダウンサス交換を以来なので実に4年の歳月が過ぎている。
4年前に作業した時、すごく難しい記憶が残っていたが
2度目間だし、4年の間にいろいろな経験をしてきたので
少しは楽に出来ると思っていた。

ショックアブソバーを外してみるが問題なく抜けたが
なぜかショックば入らない。
ショックとナックルの接合方法がマーチだと ナットによる固定なので簡単に出来るのだが
ライフは筒に入れる方法の為 とても難しく感じてしまう。

外れたものは入るので一生懸命下げていたら
ロアアームバーとドラシャが干渉している。
後づけパーツはいろいろと不便だなーと思いつつ
作業性を上げる為にロアアームバーを取外し
ショックを入れたら、今度はアッパーマウントが入らない。
よくよく観察していたら、なんとドラシャのトランスアクスル側
ジョイントが伸び切っているではないか!

ドラシャブーツが完全に伸びている


抜けてしまった物は入れるしかないのだが
ドラシャブーツを交換した人は分かると思うが
正しい角度(位置)になればスコっと入るが少しでもズレていると
思いっきりたたいてもなかなか入らない。
1時間ほど格闘の末、あきらめる事にして翌日もう一度チャレンジする事になる


どうやったか

ロアアームを完全に外してしまい、ドラシャがミッションからナックルまで
一直線になるようにフロアジャッキやパンタジャッキを使いセットする。
その状態でハンマーにてたたく。
「ドンドン」ではなく「ガンガンガンガン」と思いっきりたたいた。
一直線にセットしたつもりでも、車載状態ではつもりしかならなかったらしい。
大丈夫かと心配もあったが「入れ入れ」と根性で入れてしまった。

後日、ショップの人と話しをしていたらホンダ車の一部で
ドラシャ部分で四角いプレートが入っていて
今回のように抜けてしまったら、プレートを正しく入れてからでないと
入らないそうで、今回のリカバリーはやはり好ましくなかったらしい。
たたき具合から考えて正しい位置ではないはずだから
無理なダメージを与えた可能性は高い。


どうやればよかったのだろうか

ドラシャブーツのバンドを一度外してしまいブーツをめくり
ベアリング部分とスプラインを確実に見てから作業をすべきであった。

ナックルがこんなに傾く事はないはず


原因はなにか

ショックをはめる事しか考えておらず
思いっきりナックルを下に下げていた。
抜き取る時には、ロアアームバーに干渉せずに
抜けたのだから絶対にはまるはずであった。
ロアアーム取付けボルトを外した状態で
下げていた為に今回のトラブルとなってしまった。
冷静な判断不足である。


悲しい代償

ドライブシャフトのネジ部分の変形

ステアリングブッシュのグリス漏れ
ともに無視する事に決定!


後日確認しました

ジョイントにプレートを使用している時、
砕けていて放置するとベアリングがだめになると情報を
聞いたのでブーツをめくってみることにしました。

ラジオペンチとマイナスドライバーだけで
ブーツバンドが取り外せれ中身を確認。


グリスに金属片の確認が出来なかったため
ライフのドラシャにはプレートが使われていないものと思われる。
これで安心して運転出来ると思うとよかった。

今回のトラブルでまた新たな知識を身につけた。
トラブルは嫌だけど、立ち直った時のうれしさは
プライベートならではですね。



自分で作業する事はこんな可能性もあるんです
これを参考に作業ミスを減らしていきましょう!

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2002.12.25作成 27更新